高校生左腕の中でも、2025年のドラフト候補としてにわかに注目を集めているのが、未来富山高校のエース・江藤蓮投手です。
最速145キロのストレートに加え、多彩な変化球と高い制球力を兼ね備え、すでに複数球団のスカウトが熱視線を送っています。
しかし、果たして彼の評価はどれほどのものなのでしょうか?
スカウトのコメントには高評価が並ぶ一方、課題を指摘する声も。
将来のプロ入りは確実なのか、それともさらなる成長が必要なのか。
この記事では、江藤蓮選手の現在地を、球団スカウトのリアルな声や監督の視点をもとに徹底的に解説します。
この記事からわかること
- 【江藤蓮】2025年ドラフト評価は?
- 【江藤蓮】各球団スカウトのリアルな声を徹底解説!
【江藤蓮】2025年ドラフト評価は?
江藤蓮投手(未来富山高校)は最速145kmの速球と精度の高い変化球を備えた、本格派左腕として広く注目されており、複数球団から高評価を得ています。
球速だけでなく、身体的なポテンシャルと投球フォームの安定性もスカウト陣をうならせており、「まだ伸びしろがある」との期待が根強く語られています。
・最速145kmをマーク、常時140km台前半で威力ある直球を維持
・12球団が視察、フォームと制球の安定性も評価される

【江藤蓮】各球団スカウトのリアルな声を徹底解説!
コメントを順番に見ていきましょう。
巨人・森中聖雄スカウトのコメント
巨人森中聖雄スカウトは『変化球もしっかり腕が振れて、空振りを奪えている。体も大きいので、まだ余力もある』と評価した。
掲載記事
ロッテ・榎康弘スカウトディレクターのコメント
体がしっかりしていて、球筋もいい。制球も悪くない』と投手としての能力を評価。さらに『打撃もいいと聞いている』と二刀流の可能性にも言及した
掲載記事
- Sponichi Annex(スポニチ): 東洋大153キロ右腕・江藤蓮がV候補・青学大を撃破 9球団スカウト絶賛「来年の1位候補」
DeNA・八馬幹典スカウティンググループリーダーのコメント
ボールの質がいい。馬力もある』とうなった。
掲載記事
- デイリースポーツ online: 東洋大の153キロ右腕・江藤が青学大を7回1失点斬り ネット裏スカウト高評価「来年の上位候補」 巨人スカウト「余力もある」
球質・体格・制球力のバランスが取れており、各球団が将来的な先発候補としてリストアップしています
結論として、江藤投手は現時点で“育成なら支配下指名”も検討されている実力派かつ成長著しい左腕。
今後さらに制球と球速が安定すれば、順位アップも十分見込めます。
ドラフト本番では、支配下上位指名の可能性も大いにある存在です。
江藤蓮(未来富山)の監督が語る江藤蓮への期待と課題
未来富山高校の角監督は、江藤蓮投手について「全国でも通用する先発左腕として期待が大きい選手」だが、「試合終盤の球威維持と集中力の強化が不可欠」と語っています。
監督はまず、江藤投手が最速145キロの直球と変化球を駆使しながら、安定したフォームで投げ抜ける点を高評価しています。その一方で、試合後半になるにつれて球の切れが甘くなることがあり、そこがまだ伸ばす余地だと指摘しています。
・7回以降に制球力が落ちる傾向あり、スタミナ面に課題
・試合終盤まで一定の球速・球質を維持できるかが鍵

こちらが公式の情報です。
「真っすぐも速いが制球力が良い」
「1人で黙々と努力できるタイプ。チームのためにも、もう一回りも二回りも成長してほしい」
引用元:須坂新聞 記事より
監督はまた、本人の自主的な課題意識も評価しています。
江藤投手自身がリリースタイミングや下半身強化に取り組んでいることを受け、監督も期待を寄せています。
監督が最も期待しているのは、変化球の精度と試合終盤でも衰えない腕の強さの両立です
結論として、江藤蓮投手は現在、素材としての完成度が高く、監督が期待する「試合終盤でも精度と球速を維持できる左腕」に成長すれば、プロの注目を跳ね返す逸材になる一方、スタミナと勝負どころの集中力が来季以降の課題となります
まとめ
今回は、【江藤蓮】2025年ドラフト評価は?各球団スカウトのリアルな声を徹底解説!をお送りしました。