徳島県で長年親しまれてきた国民的アニメ「サザエさん」が、四国放送(JRT)が放送を終了することが決まりました。
これにより、徳島県の地上波では視聴できなくなる可能性があり、驚いた方も多いのではないでしょうか?
なぜ四国放送は、サザエさんを放送終了するのか?
サザエさん放送終了する理由には、費用対効果の低下や視聴環境の変化が関係していると考えられます。
この記事からわかること
- 【サザエさん】徳島で放送終了?
- 【サザエさん】四国放送が打ち切る理由とは?
- 【サザエさん】徳島県で今後どうやって視聴する?
本記事では、放送終了の理由や今後の視聴方法について詳しく解説していきます。
Contents
【サザエさん】徳島で放送終了?
長年にわたり徳島県で親しまれてきたアニメ「サザエさん」ですが、四国放送(JRT)が放送を終了することが決まりました。
四国放送での放送枠と視聴者層
四国放送では、フジテレビ系列ではなく日本テレビ系列のローカル局として運営されています。
そのため、「サザエさん」はフジテレビから番組を購入し、朝10時55分から放送。
さらに、朝10時台という時間帯は、
働いている世代や学生にとってはリアルタイムでの視聴が難しい時間であり、主に高齢者が視聴する時間帯となっていました。
このように視聴者が限定的であったことも、四国放送が放送を終了する理由の一つと考えられます。
フジテレビ視聴率低迷⁈
フジテレビの視聴率低迷やスポンサーの減少などの影響により、地方局がフジテレビの番組を購入しづらくなった可能性があります。
しかし、四国放送の決定が直接フジテレビの影響を受けたかどうかは明言されていません。
それ以上に大きな理由となったのは、費用対効果の低下。
四国放送が「サザエさん」を放送するためには、フジテレビから番組を購入しなければなりませんが、スポンサーがついていない場合、その費用は自社負担となります。
視聴率があまり期待できない時間帯に自社負担で番組を放送し続けるのは、経営的に厳しいと判断された可能性が高いですね。
徳島県のテレビ視聴環境の変化⁈
また、近年のテレビ視聴環境の変化も、四国放送が「サザエさん」の放送を終了する理由の一つです。
徳島県には、NHKと四国放送しか地元のテレビ局がありません。
そのため、他の系列局の番組を見るには、
- 関西圏の地デジを受信するためのUHFアンテナを設置する
- ケーブルテレビ(CATV)
と契約する必要があります。
しかし、近年では地デジ化に伴い、CATVの整備が進んだことで、徳島県の多くの家庭が
- 関西テレビ(近畿広域圏のフジテレビ系列局)
- 岡山放送(岡山・香川のフジテレビ系列局)
を視聴できる環境になりました。
その結果、「サザエさん」を視聴したい家庭はすでにこれらのチャンネルで視聴しており、わざわざ四国放送で見る必要がなくなってしまったのです。
つまり、四国放送が「サザエさん」を放送しても、それを視聴する人が減ってしまい、番組購入費用に見合うだけの視聴率や広告収入を得ることができなくなったと考えられます。
このような理由から、四国放送は「サザエさん」の放送を終了する決断を下したと推測します。
【サザエさん】四国放送が打ち切る理由とは?
四国放送(JRT)が「サザエさん」の放送を終了した最大の理由は、費用対効果の低下にあります。
放送には当然ながら番組購入費用や放送枠の確保などのコストがかかりますが、それに対して十分な視聴率や広告収入が得られない場合、放送を継続する意味がなくなってしまいます。
では、具体的にどのような問題があったのでしょうか?
「サザエさん」は四国放送にとって“買い取り番組”⁈
四国放送は日本テレビ系列のため、『サザエさん』をフジテレビから購入して放送していました。
一般的に、テレビ局が他系列の番組を放送する場合、スポンサーが付かないと番組の購入費を自社で負担しなければなりません。
これが続くと、放送局にとって大きな経済的負担となります。
特に「サザエさん」は長寿番組ですが、視聴者層が高齢者に偏っているため、スポンサーが付きにくいという問題がありました。
スポンサー企業の多くは、購買意欲が高い若年層やファミリー層に向けた広告を重視するので、視聴率が一定数取れても、広告収入につながりにくい状況だった。
放送時間の影響⁈
通常、「サザエさん」は全国的に日曜18:30に放送。
しかし、四国放送では日曜の朝10:55という特殊な時間帯に放送されていました。
この時間帯は、平日と比べるとテレビの視聴率が低くなりやすい傾向があります。
特に、日曜日の午前中は外出している人も多く、働き世代や学生がリアルタイムで視聴しづらい時間。
そのため、テレビを見ているのは主に高齢者層が中心。
広告主が求める視聴者層と実際の視聴者層がマッチしていないため、スポンサーが付きにくく、結果的に四国放送の負担が大きくなってしまった。
地デジ化とCATVの普及による視聴者の分散⁈
もう一つの大きな要因は、地デジ化とケーブルテレビ(CATV)の普及。
徳島県は、もともと地元局がNHKと四国放送しかないため、他の系列局の番組を見るには
- UHFアンテナを設置
- CATVに加入する必要
がありました。
しかし、地デジ化によってCATVの整備が進んだことで、徳島の多くの家庭が
- フジテレビ系列の関西テレビ(KTV)
- 岡山放送(OHK)
を視聴できるようになりました。
その結果、「サザエさん」を見たい人は、わざわざ四国放送で視聴せずに、リアルタイムで関西テレビや岡山放送を視聴するようになったのです。
視聴者が分散したことで、四国放送での視聴率は低下。
結果として、番組購入費用に見合う収益が得られない状況。
視聴率の低迷⁈
2024年にフジテレビでは視聴率の低迷やスポンサー離れといった問題が報じられました。
こうした状況の中で、地方局がフジテレビの番組を購入する際の条件が変更された可能性も考えられます。
例えば、
- 番組購入費用が高騰
- スポンサー枠の確保
が厳しくなったりする地方局にとって採算が合わなくなったのかもしれません。
【サザエさん】をどうやって視聴する?
四国放送での放送終了により、徳島県内では地上波で「サザエさん」を視聴することが難しくなるという状況になりました。
では、具体的にどのような方法があるのでしょうか?
ケーブルテレビを利用する
徳島県では、地元の四国放送以外に関西広域圏や岡山・香川エリアのテレビ局の放送を受信することが可能。
CATV(ケーブルテレビ)
- 関西テレビ(KTV)
- 岡山放送(OHK)

に加入する視聴のメリットは?
-
日曜18:30という全国共通の時間帯でリアルタイム視聴が可能
-
「サザエさん」だけでなく、フジテレビ系列の他の番組も視聴できる
-
CATVの基本プランに含まれている場合が多く、追加料金なしで視聴できる
一方で、CATVに未加入の家庭は新規契約が必要となりますが、地域によっては月額2000円程度で利用できるケースもあり、比較的安価に視聴環境を整えることが可能です。
UHFアンテナを設置する
もう一つの方法として、UHFアンテナを設置して関西テレビや岡山放送の電波を直接受信することも可能です。
UHFアンテナを利用するメリットは?
-
一度アンテナを設置すれば、月額料金なしで視聴できる
-
地デジ対応のテレビがあれば、追加の機器が不要
-
「サザエさん」だけでなく、他の関西圏・岡山香川エリアの番組も視聴可能
ただし、地域によっては電波が届きにくい場所もあり、アンテナ設置に専門業者のサポートが必要になることもあります。
また、初期費用としてアンテナや設置工事代がかかるため、手軽に導入できる方法とは言えません。
インターネット配信で視聴する
近年では、テレビ番組のインターネット配信が進んでおり、「サザエさん」も例外ではありません。
ただし、現時点では「サザエさん」は公式の定額制動画配信サービス(NetflixやAmazon Primeなど)では配信されていません。
過去の放送回を視聴できる方法として、フジテレビが運営する公式動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」を利用することが可能です。
FODでの視聴のメリット
-
過去のエピソードを好きな時間に視聴できる
-
スマートフォンやタブレットでも視聴可能
-
テレビがなくても、PCやスマホで楽しめる
デメリットとしては、最新話をリアルタイムで視聴することはできない点が挙げられます。
これまで見逃した回を楽しみたい場合には便利な選択肢と言えるでしょう。
DVD・ブルーレイを購入する
また、「サザエさん」は過去のエピソードを収録したDVDやブルーレイが販売されているため、コレクションとして購入して視聴するという方法もあります。
メリット
- 何度でも好きなエピソードを視聴可能
- CMなしで楽しめる
デメリット
最新話を視聴する手段にはならない
まとめ
四国放送での「サザエさん」放送終了の背景には、番組購入費用の負担や視聴環境の変化が大きく影響していました。
四国放送はフジテレビ系列ではなく、日本テレビ系列のため、番組を購入しなければならなかった点。
「サザエさん」を視聴する方法
- CATVに加入すれば関西テレビや岡山放送でリアルタイム視聴が可能
- UHFアンテナを設置すれば、関西圏の地上波が受信できる
- FODを活用すれば、過去のエピソードを視聴できる