英語って、学生時代に苦手だったままだと、大人になってから何をどう勉強していいのか分からなくなりますよね。
そんな中、40歳を過ぎてから英語を始め、たった1冊の単語帳「DUOセレクト」を使って英語をマスターしたのが、QQEnglish代表の藤岡頼光さんです。
バイク業界から教育業界に飛び込んだ異色の起業家が、英語の壁をどう乗り越えたのか。
そして、その学び方がなぜ英語初心者にも効果的なのか。
実体験と教育事業への応用を通して、「英語は反復で伸びる」という真実が見えてきます。
英語が話せるようになりたい全ての人に、きっとヒントになるはずです。
【この記事でわかること】
- 藤岡頼光さんが英語学習を始めたきっかけ
- DUOセレクトを使った具体的な学習法
- TOEICを捨てた理由と“一点集中”の考え方
- DUO活用がQQEnglishの教育メソッドに与えた影響
- 英語初心者でもすぐに実感できるDUOの魅力
藤岡頼光のDUO活用法がスゴい!
藤岡頼光さんが使った教材はたった1冊の単語帳「DUOセレクト」だけ。
では実際、どうやって英語をモノにしていったのか?
DUOをどう活用し、何を“捨てた”のか。その全貌を見ていきましょう。
40代で英語学習を再スタートした理由とは
藤岡頼光さんが英語を学び始めたのは、2005年。
当時40歳で、フィリピン・セブ島に短期留学したことがきっかけでした。
それまで英語は「挨拶レベル」で、会話らしい会話もできず、もどかしさを痛感したそうです。
セブでの生活や現地スタッフとのやりとりの中で、「もっと話せたら、もっと通じ合えたのに」と悔しさを感じたという藤岡頼光さん。
さらに、現地ビジネスの可能性を見出し、「英語ができれば、もっと広い世界で挑戦できる」と気づいたことも大きな転機になりました。
この時、藤岡頼光さんが心に決めたのは「英語をやり直す」こと。
しかも、年齢に関係なく、本気で取り組めば必ず結果は出るという信念で、自分に合った勉強法をゼロから探し始めたのです。
TOEICは捨てた?
当初は文法書やTOEIC対策本にも手を出したそうですが、藤岡頼光さんはこう断言しています。
「TOEICの点を上げるための勉強は、自分には向いていなかった。」
そこで出会ったのが「DUOセレクト」でした。
この単語帳は、単語を単体で覚えるのではなく、“実用的な例文”の中で覚える構成が特徴。
藤岡頼光さんは、このDUOの例文をなんと 377本すべて丸暗記 するという超ストイックな方法を選びます。
しかも、暗記だけでは終わりません。
覚えた例文をそのまま会話で使い、場面に応じて語尾や主語を少し変えて応用することで、自然と英語が「反射的に出てくる」ようになっていったのです。
結果、約10ヶ月後にはセブ島のネイティブ講師ともスムーズに会話できるレベルに到達。
この成功体験が、のちにQQEnglishの教育メソッドにも大きな影響を与えることになります。
藤岡頼光のDUO活用で英語初心者にも効く一点集中学習とは
DUOセレクトをたった1冊に絞って、徹底的にやり込む「一点集中学習」。
では、どんな風にDUOを使いこなしていたのでしょうか?
教材はDUOのみ!反復で反射神経に落とし込む
藤岡頼光さんの学習法で特に特徴的なのが、DUOセレクトだけを繰り返すという徹底ぶりです。
他の教材には一切手を出さず、DUOの例文を音声付きで何百回も音読・暗記。
・音で覚える(ネイティブ音源を真似)
・声に出す(反復)
・覚えたら実際の会話で使う
という流れを、まさに「筋トレ」のように毎日繰り返しました。
重要なのは、ただ暗記するのではなく、「反射的に口から出る」まで身体に染み込ませること。
これにより、英文を頭で考える前に自然と話せる「英語脳」が形成されていったそうです。
まさに、反復がすべてを変えるという実践例です。
飽きずに続けられる!実際に使える例文の魅力
DUOセレクトの大きな特徴は、覚えた例文がそのまま日常会話やビジネスで使えることです。
藤岡頼光さんは、「例文の完成度が高く、言いたいことがそのまま詰まっている」と語っています。
たとえば、
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“I’m tied up right now. Can I call you back later?”
(今ちょっと手が離せないんだ。あとでかけ直してもいい?) -
“Let’s make it clear who is responsible for what.”
(誰が何を担当するかをハッキリさせよう)
など、ビジネスシーンでもすぐに使えるフレーズが多数。
この「すぐ使える感」があるからこそ、暗記に前向きになれるし、学んだことがそのまま成果になる感覚が得られるんですね。
英語初心者にとって「自分の言葉で話せた!」という成功体験は、何よりのモチベーションになります。
DUOがQQEnglishの事業にも与えた影響
「反復して例文を身体に染み込ませる」
このシンプルだけど強力な学習スタイルは、QQEnglishの授業メソッドや講師トレーニングにも活用され、英語初心者からビジネスパーソンまで、幅広い層の成果につながっています。
例文活用が講師指導メソッドに進化
藤岡頼光さんは、自らの成功体験をもとに、「例文暗記」の重要性をQQEnglishの講師たちにも伝えました。
その結果、QQEnglishではDUO的な“完成された英文を繰り返し練習する”スタイルが標準化され、カリキュラムに組み込まれるようになります。
特に、
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イギリス発の「カランメソッド」
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日本語を使わず、即座に英文で答える訓練
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フィリピン人講師によるマンツーマンの反復指導
など、DUOと相性の良い方法論が導入され、反射的に英語を話す力を育てることに力が注がれています。
つまり、藤岡頼光さんの「DUO活用法」は、QQEnglish全体の教育設計にも影響を与え、講師のトレーニングや教材開発にも活かされているというわけです。
セブ島校でも広がるDUO型反復トレーニング
QQEnglishのセブ島校でも、DUOのエッセンスを取り入れたトレーニングが行われています。
たとえば、講師が例文ベースで生徒に問いかけ、生徒が「反射的に答える」練習を繰り返すスタイル。
これは、DUOセレクトの「使える例文をそのまま覚える」という発想と非常に似ています。
また、QQEnglishでは英語初心者や短期留学者でも成果を感じやすいように、
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毎日マンツーマンで集中練習
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同じフレーズを何度も繰り返す
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覚えた内容を翌日確認し、定着をはかる
という“反復×定着”スタイルを採用。
これはまさに、藤岡頼光さんが自ら実践したDUO学習法そのもの。
藤岡頼光さんが経験した「やりきることで英語が話せるようになる」という成功体験が、セブ島にまで広がっているんです。
まとめ
ここまで『藤岡頼光のDUO活用法がスゴい!英語初心者にも効く一点集中学習とは』と題してお送りしました。
藤岡頼光さんの英語習得法には、英語に苦手意識を持つ多くの人が勇気づけられるポイントがたくさんありました。
以下に、この記事の内容をまとめてご紹介します。
英語学習の再スタートは40代でも遅くない
藤岡頼光さんは40歳を過ぎてから本格的に英語を学び始めた。
TOEICを捨てて“使える英語”にフォーカス
試験対策ではなく、実際の会話で使える例文暗記に全振り。
DUOセレクト1冊を徹底的にやり込む“一点集中”がカギ
教材を絞って反復。例文を“反射神経”レベルまで暗記。
学習法はQQEnglishの授業にも活かされている
藤岡さんの成功体験が教育カリキュラムや講師指導に反映。
例文暗記は英語初心者でも即効果を感じやすい
DUOの実用性の高さが、学習継続のモチベーションに直結。
英語は、やみくもにたくさんの教材を使うより、「これだ」と思える一冊を徹底的にやり込む方が効果的。
藤岡頼光さんのDUO活用法は、まさにその好例でした。
年齢や過去の失敗に関係なく、始めた瞬間から変化は始まっています。

