2025年11月23日、クイーンズ駅伝で実業団デビューを果たした不破聖衣来(ふわ せいら)選手。
3区で6人抜きを見せた圧巻の走りに、「やっぱり不破聖衣来は別格!」とSNSでも話題になりました。
そんな不破聖衣来選手の原点には、陸上一家の家族と三姉妹の絆があります。
姉の亜莉珠(ありす)さん、妹の珠衣琉(じゅえる)さんとともに“家族で駅伝を走る”夢を叶えた聖衣来さん。
その背景には、父・母・祖父まで含めた“支え合う家族の物語”がありました。
この記事では、不破聖衣来選手の兄弟・家族構成を中心に、姉妹の関係や支え合いの裏側を深掘りします。
この記事でわかること
- 不破聖衣来選手の家族構成(父・母・三姉妹の5人家族)
- 姉・不破亜莉珠さんと妹・不破珠衣琉さんの経歴と関係性
- 「父親は不破弘樹さん?」という噂の真相
- 家族が支えた故障からの復活ストーリー
- クイーンズ駅伝2025で見えた“三姉妹の絆”
不破聖衣来の兄弟・家族構成は?三姉妹そろって陸上一家
不破聖衣来選手といえば、「1万m日本歴代3位」という記録だけでなく、家族との深い絆でも注目を集めています。
不破聖衣来選手がここまで成長できた背景には、陸上を通じて支え合う三姉妹と両親の存在がありました。
家族全員がスポーツに関わり、「走ること」が日常の一部。
そんな“陸上一家・不破家”の家族構成と、それぞれの関わりを見ていきましょう。
不破家は5人全員がスポーツに関わる家庭
結論から言うと、不破聖衣来選手の家族は父・母・姉・妹の5人家族です。
全員がスポーツ経験者で、特に姉妹3人は陸上で結果を残している“エリート一家”。
なかでも注目されるのが、群馬県代表として東日本女子駅伝に3人そろって出場した「不破三姉妹」。
姉妹でたすきをつなぐ姿はSNSでも話題となり、「家族愛が走りに現れている」と多くのファンがコメントしています。
この家庭では、休日も家族でランニングや応援に出かけることが多く、「走ること」が自然な生活の一部になっているそうです。
姉・亜莉珠と妹・珠衣琉のプロフィールまとめ
不破聖衣来さんには、3歳上の姉・不破亜莉珠(ふわ ありす)さんと、年の離れた妹・不破珠衣琉(ふわ じゅえる)さんがいます。
長女の亜莉珠さんはセンコー女子陸上競技部に所属し、2017年の東日本女子駅伝では区間賞を獲得。
2025年11月現在は中学3年生(15歳)。2024年東日本女子駅伝は中2で8区出場。
聖衣来さんは「家族全員が本気で走っているのが誇り」と語り、姉妹で互いに刺激し合う関係を築いています。
三姉妹で駅伝出場家族の夢実現までの軌跡
不破家にとって「三姉妹で駅伝を走る」という夢は、長年の目標でした。
きっかけは聖衣来さんが小学生のとき、祖父と姉の朝ランに加わったこと。
その後、2017年には姉・亜莉珠さんから妹・聖衣来さんへと“家族のたすき”が渡され、見事に区間賞を獲得。
そして2024年には、三姉妹そろって東日本女子駅伝に出場。
「家族全員で夢を叶えた瞬間でした」と聖衣来さんは振り返っています。
家族の夢と絆が、彼女の走りの原動力になっていることは間違いありません。
不破聖衣来の父親・母親はどんな人?噂と真相
不破聖衣来選手の家族を語るうえで欠かせないのが、影で支える両親の存在です。
公には多くを語らない家庭ですが、メディアや解説者の発言から、その支え方や家族観が少しずつ見えてきます。
ここでは、父母それぞれの人物像と、話題になった「父親の噂の真相」を整理します。
父親は元サッカー選手?
まず、ネットで一時期話題になったのが「不破聖衣来の父親は、オリンピック陸上選手・不破弘樹さんなのでは?」という噂です。
名字と出身地が同じ“群馬”ということから誤解が広がりましたが、これは明確に否定されています。
2022年、増田明美さんのテレビ解説で「お父さんは学生時代にサッカーをやっていた」と紹介。
陸上経験はなく、娘たちを精神面と生活面で支える“裏方の支え役”だと明かされました。
つまり、聖衣来選手の父親は一般の方で、スポーツ一家を静かに支える存在なんです。
母親は元陸上部で食事サポートの影の立役者
母親については名前や顔写真は非公表ですが、中学時代に陸上部に所属していたスポーツ経験者。
聖衣来さんが大学時代に貧血で苦しんだ際、食事管理と栄養サポートを徹底的に支えたといいます。
「体重を2キロ増やしてパフォーマンスが安定した」と本人が語るほど、母の存在は大きく、
栄養管理・メンタルケアの両面で“チーム不破”をまとめるリーダー的存在です。
家庭では、食卓が“栄養会議の場”になることもあるそうですよ。
祖父は国体スキーヤー?
さらに注目すべきは、母方の祖父。
情報によると、元クロスカントリースキーの国体選手で、持久力や心肺能力の高さはこの祖父譲りと言われています。
小学生のころ、祖父と姉・亜莉珠さんと一緒に早朝ランニングを始めたのが、聖衣来さんの陸上人生の原点。
家族三世代で育んだ「走るDNA」が、現在の三姉妹の強さを支えているのです。
家族全員が走ることを通じて“夢”を共有し、支え合う不破家。
派手さはないものの、温かく確かな絆が息づいています。
姉・不破亜莉珠は支え役
不破聖衣来選手にとって、姉・亜莉珠(ありす)さんの存在は欠かせません。
幼いころから同じ道を歩み、互いに刺激を与え合う「最高のライバル」であり「かけがえのない家族」。
競技の成績だけでなく、精神面での支え合いが、現在の聖衣来さんの強さを形づくっています。
妹が待ってると思うと力が出る姉妹タスキの名場面
引用元:福島ニュース [福テレ] 2024/11/04
2017年の東日本女子駅伝で、群馬代表として初めて姉妹でタスキをつないだ不破姉妹。
3区を走った亜莉珠さんは、妹・聖衣来さんが待つ4区へ向かい、見事な区間賞を記録しました。
レース後、亜莉珠さんは「妹が待っていると思うと力が湧いてくる」と語り、
一方の聖衣来さんも「姉の走りを受け取る瞬間が一番うれしかった」と振り返っています。
“家族のタスキ”という言葉がぴったりの名場面です。
亜莉珠が聖衣来の進路を導いた理由
実は、聖衣来さんが拓殖大学に進学を決めた背景にも、姉の影響がありました。
亜莉珠さんは高校時代から実業団で走り続ける努力家タイプ。
その姿を間近で見ていた聖衣来さんは、「私も姉のように社会でも走れる選手になりたい」と語っています。
大学進学後も、レースや練習のたびにアドバイスを送り合う仲で、
故障中も「焦らず、自分のリズムで戻ってくればいい」と支えてくれたのが姉だったそうです。
SNSで話題不破姉妹かわいい!人気の背景
X(旧Twitter)上では、駅伝やクイーンズ駅伝の放送中に「不破姉妹かわいい」「姉妹の笑顔が最高」といった投稿が急増。
2人が並んでインタビューに答える姿は、ファンの間で“癒し”として人気を集めています。
実力だけでなく、飾らない人柄や姉妹の自然なやりとりが支持されており、
「スポーツを超えた家族ドラマ」として多くの人の共感を呼んでいます。
姉妹は互いに“鏡”のような存在。
勝ち負けを超えた信頼が、二人の走りをより強く、美しく見せているのです。
