「高校生活でアイドル活動!?」と驚く方も多いかもしれません。
2026年度から長野日本大学高等学校(長野日大高校)に新設される「アイドル部」は、全国的にも珍しい“学校公認”の本格的な部活動です。
歌やダンスに未経験でも挑戦できるこの部活には、推薦枠や専門講師のレッスンなど、意欲ある女子生徒にとって魅力的な仕組みが詰まっています。
この記事では、そんな長野日大高校アイドル部の入部条件から偏差値、推薦制度、将来の進路に至るまで、気になるポイントをまるっと解説。
この記事でわかること
- 長野日大高校アイドル部の入部条件(対象・活動期間・ルールなど)
- 偏差値や学科別の入試難易度(最新情報2025年11月時点)
- 推薦枠とその仕組み、選考内容
- アイドル部の活動内容とサポート体制
- 卒業後の進路や芸能界との関係性
長野日大高校アイドル部の入部条件とは?
では実際に、どんな人が入れるのか?条件を見ていきましょう。
対象は女子のみ?年齢や在学条件をチェック
長野日大高校アイドル部への入部条件は、以下の通り明確に定められています。
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対象者:2026年度に長野日大高校へ入学する新高校1年生の女子限定
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活動期間:高校在学中の3年間(1〜3年生)
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学科やコースの制限:なし(全コースから入部可能)
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男子生徒の参加:不可(女子限定)
入部のタイミングは、あくまで入学後となります。中学卒業後すぐに正式な部員になるのではなく、「体験レッスン」や「説明会」を経てからの判断になります。
また、年齢制限などは特に記載されていませんが、通常の高校生の範囲(15〜18歳)を想定していると見られます。
未経験でも入れる?求められる意欲やルール
驚くべきは、歌やダンスの経験がなくても入部できるという点。
長野日大高校のアイドル部では、未経験者向けのカリキュラムが整えられており、専門の講師による基礎レッスンからスタートできる仕組みがあるそうです。
ただし、誰でも気軽に参加できるというわけではありません。
学校側が強調しているのは以下のような姿勢。
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学業と両立する意欲があること
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学校ルール(学業両立意欲)
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部活動としての責任を持てること
出典元:学校法人 長野日本大学学園
今後、さらに詳細なガイドラインが発表される可能性もあります。
要するに、「未経験でも本気でやる子なら大歓迎!」というスタンス。
アイドルという夢に向かって、ゼロから挑戦できる貴重なチャンスと言えますね。
長野日大高校アイドル部の偏差値や推薦枠もまとめて解説!
アイドル部は在学中の部活動なので、当然ながらまずは長野日大高校への合格が必要です。
しかも注目すべきは、この部活が“強化クラブ”扱いで推薦入試の対象にもなっているという点。
ここでは、偏差値や入試の難易度、そして推薦制度の詳細について整理しておきましょう。
長野日大高校の偏差値と入試難易度
長野日大高校は、普通科・情報ビジネス科など複数の学科を持つ私立校で、偏差値はコースによって異なりますが、だいたい45〜57程度といわれています。
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普通科特進コース:偏差値55〜59前後
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普通科進学コース:偏差値50〜54程度
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情報ビジネス科など他コース:偏差値45前後
*模試データによる参考値。
地元では中堅〜やや上位の私立高校という立ち位置で、特進コースを目指す場合はしっかりとした学力が求められます。
また、私立校ならではの推薦入試や専願制度も整っているため、「この学校に絶対行きたい!」という生徒には比較的入りやすい仕組みもあるのが特徴です。
アイドル部に関係する推薦枠の仕組み
なんといっても注目なのが、「アイドル部が推薦入試の対象」となっていること。これは全国的にもかなり珍しい試みです。
現時点で発表されている内容は以下の通りです。
推薦対象:歌・ダンス・ステージ経験者(スクール、習い事、コンテスト歴など)
必要条件
- 長野日大高校を第一志望としていること
- 中学校長の推薦が得られること
- 令和8年(2026年)3月卒業見込みの女子であること
選考内容
- 面接
- 実技試験(歌・ダンス)時間未定、予定5分程度【2025/12募集要項で詳細確認を】
- プレゼンテーション(自己PR、志望動機など)
一方で、未経験者は推薦枠の対象外となり、一般入試経由で入学→その後アイドル部に入部という流れになります。
このように、経験者は推薦での“先行切符”がある一方、未経験者にも十分チャンスが用意されているのが大きな特徴ですね。
長野日大高校アイドル部注目ポイントと気になる疑問まとめ
県内初の学校公認、しかも“強化クラブ”扱い。
どんな活動をするのか、そして卒業後はどうなるのか…気になるポイントを深掘りしていきましょう。
学校公認アイドルってどんな活動をするの?
長野日大高校のアイドル部では、以下のような本格的な活動が想定されています。
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歌やダンスのレッスン:プロのボイストレーナーや振付師が指導予定
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ステージ表現のトレーニング:MC、演技、魅せ方まで学べるカリキュラム
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オリジナル楽曲の制作と配信:YouTubeやSpotifyなども活用予定
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ライブやイベントへの出演:学校祭、地域イベント、将来的には外部イベントも
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TV・ラジオ出演:メディア出演にもチャレンジする可能性あり
さらに、学校が衣装・ヘアメイク・スケジュール管理などもサポートする“マネジメント体制”を整える予定だそうです。
ただしあくまで「高校の部活」としての活動になるため、校則や学業優先の姿勢は絶対条件。
成績不振の場合は出演制限がかかることもあるとか。
活動後の進路や芸能界とのつながりは?
卒業後の進路についても、かなり現実的に設計されているようです。
長野日大高校側は、アイドル部を通じて得たスキルや経験を活かし、
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芸能事務所への所属(スカウト・オーディション)
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芸術系・表現系の大学進学
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映像・音楽業界など関連分野への進路
などを想定していると見られます。
特に注目なのは、在学中は校外の芸能活動が原則禁止されている一方で、「卒業後の芸能界デビューは想定されている」という点。
つまり、在学中は“学校公認”の活動に専念し、卒業後に本格的な芸能キャリアに進むという二段階の計画なんですね。
X(旧Twitter)などでは「リアルラブライブ!」「学マスみたい!」という声も多く、アイドルファンやアニメ好きからの注目も集まっています。
地方発のプロジェクトとしてはかなり斬新で、今後のモデルケースになる可能性もありそうです。
まとめ
ここまで「長野日大高校アイドル部の入部条件とは?偏差値や推薦枠もまとめて解説!」と題してお送りしました。
今回の記事で紹介したポイントを、あらためて整理しておきます。
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長野日大高校が2026年度から「学校公認アイドル部」を創設。女子限定、在学中の3年間活動
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歌やダンスの未経験者も歓迎。基礎から学べるカリキュラムが整備される予定
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学業との両立が必須で、成績や出席状況によって活動に制限も
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偏差値はコースによって異なり、推薦枠には経験者優遇の制度がある
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卒業後は芸能事務所所属や表現系大学進学など、進路の幅も視野に入れられている
「高校でアイドルなんて夢みたい…」と感じるかもしれませんが、このプロジェクトはあくまで“真剣な部活動”として位置づけられています。
地方の高校生にも夢を描ける場所ができるという点で、非常に価値ある取り組みと言えそうです。今後の動向にも注目ですね。

